週刊GIGマガジン

2016年07月号 vol.16

ほっこりお茶でもどーどすか」

小中大

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2016年07月19日 15:10 by kisaragi_rin

みなさま、ご機嫌よう。如月凛です。どうぞゆっくり読んでってください。ほっこりお茶でも飲みながら。

私のfmGIGのラジオ番組「お昼にほっこりどーどすか？」で「コトバサプリ」というコーナーがあります。

今週も「コトバサプリ」のコーナーでご紹介したコトバを、GIGマガジンでも紹介させてください。

今回は2016年6月9日に放送させていただいた「コトバサプリ」なんだけど、コトバじゃなくて文章です。

「小さな幸せ」

　世の中の多くの人は「幸せのハードル」を高く上げすぎているのではないかと思います。幸せというものを、もっと気楽に考えてみてはいかがでしょうか。そうすれば、小さな幸せは日常の中に

たくさんあることに気づくはずです。

　今回は香山リカさんのご著書「５０代になって気づいた人生で大切なこと」から抜粋いたしました。TVのコメンテーターなどで出演されてて、そのコメントに惹かれるなーと思って、いくつかのご著書を買ってたのを読み直したりしていました。香山リカさんを調べるといろいろ問題発言などもあるようで。問題発言と言ってもどなたが問題だと決めているのかもわからないので、そのあたりは気にせずに「小さな幸せ」という文章を選びました。

　私たちは身近にある小さな幸せを見落としてしまいがち。退屈な毎日。つまらない日常の繰り返し。

「何か楽しいことはないかな」

「どうすれば幸せになるんだろう」

　そうやって今ある幸せをないがしろにしてしまいます。つい、もっともっとと大きな刺激を求めてしまいます。幸せに生きるために「多く」も「特別」も必要ありません。小さな幸せのある暮らしを大切にする。ありふれた日常を丁寧に生きることこそが、幸せへの近道なのです。

　現状に満足できずに、ここではない「どこか」に幸せをさがしてしまう。誰かと比べて、今ない「何か」が必要なのだと錯覚してしまいます。今ここにある小さな幸せを大切にしてみてください。日常の中にある些細な喜びに目を向けてみてください。

　いつもの通り道にキレイな花が咲いていたこと。「ありがとう」と人から感謝されたこと。大切な人が元気でいること。日常を当たり前だと感じられていること。

意識すれば幸せなんてたくさんあります。自分から動き出せば、楽しみはどこにだって見つけることができるのです。「当たり前」のものなんてありません。遠くばかりを探しているから気づきにくくなるんです。大切なものはいつだってすぐ近くにあります。日々のちょっとした喜びを集めていく、その小さな幸せが集まって、穏やかに幸せで満ちた暮らしを作るのではないかと思います。幸せは心の在り方しだいですね。

　アナタの人生は決して不幸でもつまらなくもありません。まったく楽しみのない人んんていないはず。どこにも喜びのない人生なんてないはずです。小さな幸せはいくらでも私たちの周りに溢れています。裕福で華やかは暮らしでなくてもいい。幸せは人と比べるものでも競うものでもありません。「ふと見上げた空が青く澄んでいる。」そんな些細なことにも幸せを見いだせるのが私たちです。

　「ありふれた毎日なんてつまらない」そんなふうに決めつけて生きていれば、何をやっても退屈になってしまいます。幸せに生きるために「特別な何か」は必要ありません。日々の小さな幸せを丁寧に感じてみてください。たったそれだけで人生を豊かに生きることができますから。

如月　凜

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小中大

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