週刊GIGマガジン

2016年06月号 vol.13

如月 凛の「ほっこりお茶でもどーどすか?」 

2016年06月28日 22:24 by kisaragi_rin
2016年06月28日 22:24 by kisaragi_rin
 みなさま、ご機嫌よう。如月 凛です。どうぞゆっくり読んでってください。ほっこりお茶でも飲みながら。
足をだら〜〜んと、四か国語で笑って(ムリやし!)

 私のfmGIGのラジオ番組「お昼にほっこりどーどすか?」で「コトバサプリ」というコーナーがあります。
今週も「コトバサプリ」のコーナーでご紹介したコトバを、GIGマガジンでも紹介させてください。
今回は2月25日に放送した「コトバサプリ」。

 「未来はすでに始まっている」

 これはオーストリアの作家、ロベルト・ユンクのコトバです。
いわゆる名言のサイトなんかに必ずあるんじゃないかと思うくらいです。
ほんと、何かに困ったり、悩んだりしても、結局は何かを決めて進まなきゃいけない状況になると思うのです。
そのときにいつも思うんです。
 
「未来はすでに始まっている」って。

 これね、元はドイツ語なんですけど、訳し方のセンスが素晴らしいと思うのです。
「未来」、「すでに」、「始まっている」という異なる時間軸を組み合わせたことで、このコトバに輝きが増しているように思います。
時間軸ってあまり考えることはないと思うのですが、確かに時間軸ってありますよね。この時間軸を意識することによって、振り幅は増えた気がするんです。
だから私にとって、時間軸っていう言葉も意味も大切だったりします。

 未来を思い描くことを止めることはできない。
そこには光り輝く未来もあれば、悲観的なものもあるかもしれないし、どん底に落ち込むようなこともあるかもしれません。

 でもどんな未来であっても、そこへの道の出発点はいつだって、今自分が立っている場所だってことです。
 
 今から歩いていく先に描かれてるものが未来なんですよね。
そこにたどり着くまでの、あるいは回避するための1歩目を踏み出すのは、今の自分だってことです。

理想的な未来にたどり着くためには、未来を思い描くだけでは足りないことがいっぱいです。
そこへのルートを見つけ、向かい風が吹こうともその道をただひたすら走ること。
自らの足で、思い描いた未来へ歩みを進めることが大切だと思います。
未来は今が続いていった先にあるものだから。

時には休むこともいいと思います。
また歩みを進めるための体力を回復させることも必要です。

でも、いつまでも休み続けているわけにはいかない。
一歩でも前へ、未来に近づくために、今の自分にできる最大限のことをしていかなきゃいけない。

この「未来はすでに始まっている」というコトバは
その一歩目を踏み出す勇気をくれるコトバだと思うのです。

迷いながらでも、悩みながらでも、それでも足を一歩前へ踏み出す。
未来はすでに始まっているのだから。


如月 凛






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