皆様、こんにちは。すっかり梅雨の時期となりました。突然の豪雨も各地で起こっています。雨・風には十分にお気を付け頂ければと思います。
さて、今回はテニスとオリンピックの関係についてお届けします。テニスとオリンピックと言われても、ピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?それもそのはず、テニスは前回もお届けしましたが、グランドスラムを総称とする四大大会を頂点に、世界各国で大会が開催されています。国別対抗となれば、デビスカップ(男子)・フェドカップ(女子)があります。ワールドグループに入り、そこで優勝することも選手にとっては大きなステータスとなっております。
4年に一度に開催されるオリンピックとテニスの関係は、意外と古くからあるのです。第1回のアテネオリンピックから競技として開催されていました。しかし、プロフェショナル・トーナメントの台頭により、1924年に姿を消すことになるのです。オリンピックにおいては、オリンピック運動の創始者であるピエール・ド・クーベルタンの「オリンピックの出場者は、スポーツによる金銭的な報酬を受けるべきではない」とする考え方、つまり”アマチュアリズム”と呼ばれる考え方が基本になっていました。だから、プロ化が進んだテニスは、徐々にオリンピックと距離を置くことになるのです。しかし、テニスも含めプロ選手がオリンピックに出場ができるようになり、1984年のロサンゼルス五輪で公開競技として開催し、1988年のソウル五輪で正式競技として復活することになるのです。
実はオリンピックで、日本が初めてメダルを獲得した競技はテニスなのです。1920年(大正9年)第7回アントワープ大会の男子シングルスで熊谷一弥選手、男子ダブルスで熊谷一弥・柏尾誠一郎選手のペアが銀メダルを獲得したのが最初でした。正式競技として復活した1984年のロサンゼルス五輪以降では、1996年(平成8年)の第26回アトランタ大会では伊達公子選手が5位(ベスト8)に入賞しています。
今年のリオデジャネイロ五輪においては、世界ランキング6位(2016年6月22日現在)の錦織圭選手に期待が集まります。テニスのメダルは、1920年アントワープ五輪の銀メダル以降獲得が出来ていません。現在世界の上位に位置する錦織圭選手をはじめとした日本チームにメダル獲得を含めて活躍に期待したいと思います。
マンティー・チダ
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