前回のみっちゃんロードは、小さいみっちゃんが幼少期の頃、歌を歌う事で自分を表現出来る事に気付き「歌手」になりたい!と思い出した時でした。そんな小さいみっちゃんの小学生時代はどうだったのでしょうか?再び、小さいみっちゃんに会いに行きましょう!
1年4組、ホームルームの時間。みんなから注目を浴び、またまた、泣いています・・・。
「美智子ちゃんは、やたら男の子の背中を叩いています。みんなの前で謝って下さい。!」このホームルームがきっかけで、みっちゃんは、自分の思いも言えず、人前で意思を伝える事が出来なくなり、泣いて訴えるしかできなくなりました。いじめも同時に始まります。この頃から人が嫌いに......。自分を出すことが怖くて話す事が出来なくなってしまいます。
でも、みっちゃんは自分を何とかアピールするために小学生時代に頑張った事が二つあります。一つ目は、マラソン大会、リレーの選手でした。6年間、常に上位でした。二つ目は、忘れもしない!1年生のお別れ会の時です。みんなの前で『 別れても好きな人』を歌いました。この事がきっかけで、歌えばみんなが受け入れてくれる事が分かりました。それからというもの・・・校内のテレビ放送・音楽の授業や合唱コンクール・卒業式の練習には、必ずお手本で先にみんなの前で歌いました。1番頑張ったのは、六年生の時に、全校生約1,200名の前で『 もみじ』を歌った事でした。今でも、あの緊張と達成感は忘れられません。
いじめられながらも、ずっと自分に向き合ってきたんだなぁと思います。
他の子達と何が違うんだろう・・・?友達はどうしたら出来るんだろう・・・?どうして、生まれて来たんだろう・・・?いつも、近所の公園でブランコに乗りながら、星に話をしていました。今のみっちゃんが小学生の頃のみっちゃんに出来ることがあるとしたら、ずっと話を聞いてあげたいと思いました。いじめに合っていた事をひとりで抱え、六年生の担任の先生に相談しても話も聞いてもらえず、悪い所ばかり注意され、生きて行く事すら自信を無くしていたからです。このままみんなと同じ中学校に行くのも嫌で、両親に相談をしても......。
この時から、人に相談しても誰も助けてくれないと、話を聞いてくれるのは、自分だけだと。
この時期から、みっちゃんは詩を書き始めます!
次回に続く!乞うご期待!
みっちゃん
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