みなさま、ご機嫌よう。如月凛です。どうぞゆっくり読んでってください。ほっこりお茶でも飲みながら。
今回は御朱印の由来と歴史についてです。私なりに教えてもらったことや調べたことを書いてみます。
御朱印集めの原点は、平安時代に始まった西国三十三所観音巡礼などの巡礼にあるそうです。決められた霊場(札所)を巡ると極楽浄土へ行ける、願い事が叶うとされました。今も昔も願い事が叶うならば、神様や仏様にお願いしてしまうんですね。江戸時代中期になって巡礼を目的とした旅行がブームになったそうです。巡礼では必ず納経しますので、納経した証として朱印を与えるようになりました。今でも御朱印のことを「納経印」、御朱印帳のことを「納経帳」と呼ぶのはその名残だそうです。
のちに、全国に霊場が設定され様々な巡礼コースができました。また、巡礼は七福神めぐりなど神社にも広がったので、今ではお寺でも神社でも御朱印がいただけるようになりました。なので、お寺専用の御朱印帳、神社専用の御朱印帳と、分けて集めてるコレクターも多いようです。私はできるだけ、参拝した順に書いていただきたいなーと思って分けてません。皆様はどんなスタイルで集めていらっしゃいますか?そんなお話も皆様としてみたいです。
今回ご紹介する御朱印は京都の建勲神社のものです。見開きで2P分の大きな御朱印が珍しく貴重なものです。後日、訪問した奈良の東大寺で御朱印をいただくときに、この建勲神社のものを見られたときに「立派な御朱印ですねー。力強さがあります」とおっしゃってました。そんなふうに前のページの御朱印を見て感想を述べられるのも珍しいことだと思います。「たけいさおじんじゃ」とよんでいますが、一般には「けいくんじんじゃ」と呼ばれることのほうが多いようです。明治2年、明治天皇の御下命により創建された織田信長公をお祀りする神社で、刀剣にゆかりのある神社の1つです。昨今、歴ジョや城ガールなどと呼ばれる歴史やお城に詳しい女性が多くいらっしゃって、織田信長の人気が沸騰してるとか。そんな織田信長公を祀っている建勲神社、とても人気があるようで女性の参拝者が多いようですよ。
如月凛
読者コメント