今回の台風はなかなかに凄かったですな。京都や大阪(特に京都)はなんだかんだ言ってもめったに台風が直撃することはなくて、さしてる傘がひっくり返るなんて小学校の頃に経験したくらいだけど、この火曜日の台風で久しぶりに、ひっくり返るどころか壊れるほどの暴風雨を経験したよ。
 いろんなイベントをやってる身からすると、怖いのは台風そのものよりもそれでイベントが中止になったりすることで、このシルバーウィーク中は各地でイベント関係者は胃や懐が痛む思いをしたと思います。心中お察しします。
 夢のある仕事っていうのは、頭の中で考えてる時が一番幸せで、いざ実行に移した途端に苦しさの割合が増えていくのよね。常に現実は厳しい。今もっともホットな話題の築地市場の豊洲移転問題にしても、あれを計画した時はそりゃたくさんの人が、これは大儲けのチャンスとばかりに夢を描いて群がるように飛びついたと思うのね。
 ところがいざ蓋を開けてみたらこの有様。こんなはずやなかったやんけとばかりに忸怩たる思いをしていると思いますが、やはり常に現実は厳しい。大儲けの陰に大損のリスクあり。他人事ながら、ほんとにあのニュースは楽しい・・・あ、いや、面白い、じゃなくて、みなさん真摯に頑張ってと祈るばかりです。
 かくいう僕は基本楽観的なもので、わりと気楽に企画を立てたりイベントをたちあげたりしますが、それほど夢想家ではなくて意外と現実的なのよ。結局イベントやお祭りごとは何が一番楽しいかといえば、大きな仕事をしたとか大きく儲けたとか大きく名前が売れるとかではなく、話のタネができる、くらいのことだと僕は思ってるのです。
 あの時は苦労したねとか、あの時は奇跡が起きたよねとか、あの時君は若かったとか、あの日あの時あの場所で君に出会えなかったら僕らは見知らぬふたりのままだったよねとか、そんな話をいつまでもしたいがために、頑張っていると言っても過言ではないのです。
 ブラッドベリの短編に「万華鏡」という大好きな作品があって、そこでは宇宙に放り出された後の飛行士たちが、死を前にして遠ざかる仲間に声をかけあいます。ひたすら自分の人生を後悔するものもいれば、ひたすら楽しかった思い出をしゃべり続けるものもいる。
どうせならいつでもどんな時でも、楽しい思い出話に花を咲かせたいよね。
 この一週間の僕はほんとに過密スケジュールで、毎日何がしらのイベントで走り回ってます。台風の中で開催されたテレビ番組「決定!プレゼンキング」の公開収録も、それはそれはバタバタしながらも、帰りの電車の中では楽しいエピソードの花が咲いてね、もうすでに次回が楽しみ。
 そんな風に毎日エピソードを積み上げているので、よかったらあなたも立ち寄ってくださいよ。

冴沢鐘己

・9月22日(木)京都 ゼスト御池「わくわくシティーパーク」
出演:TIME FOR LOVE、BBガールズ、籾井優里奈、安部美香、あきっすん、山下圭志、西村美紀、曽我未知子、伊藤直輝、如月凛、久保翔子ほか

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