週刊GIGマガジン

2016年09月号 vol.22

「恋する御朱印」

2016年09月01日 02:18 by kisaragi_rin
2016年09月01日 02:18 by kisaragi_rin

 みなさま、ご機嫌よう。如月凛です。どうぞゆっくり読んでってください。ほっこりお茶でも飲みながら。

  今回からタイトルを変えました。そう「恋する御朱印」です。

  すっかり御朱印の魅力に取りつかれ、趣味としてコレクションするのが楽しくて。そもそも、私は「集める」という行為がとても好きなようです。今、流行りの「ポケモンGO」も、バトルをするとかそういうことには興味がないんです。モンスターを集めることだけに興味があるようです。

 もともとは納経した証として墨書きを添えた御朱印を授けられていたそうです。今では参拝した記念としていただけるようになりました。といっても、記念スタンプとは違って神聖なものです。深い意味があったり、歴史を感じたりすることができるのです。御朱印の魅力のひとつに押し印の面白さがあります。動物の押し印だったり、植物の押し印、ちょっと変わったグッズだったり、名だたる紋が入ったありがたい御朱印もありますし、こだわりの紙の御朱印だってあるんです。

 私の1番のお気に入りの御朱印は美しい御詠歌が書かれた御朱印です。御詠歌とは、巡礼者が節をつけて歌った巡礼歌のことです。お寺の特徴が入ったストレートな内容なのですが、流れるように書かれた見た目にも美しい御朱印です。この御詠歌が入った御朱印がいただけるのは、私が知る限り京都では3箇所だけです。今回は、その中で六角堂(頂法寺)の御朱印をご紹介します。

 聖徳太子によって建てられたという六角形のお堂がシンボルの六角堂は、正式名称を頂法寺といいます。太子2歳の像がある太子堂、かつて京都の中心だったため置かれたへそ石などがあります。華道・池坊の発祥の地としても知られています。中央のご宝印が千手観音で六角形なのが特徴です。これは西国三十三所巡礼のものですが、洛陽三十三所観音巡礼の場合は右上の印が専用のものになるそうです。それも見てみたいものです。コレクション魂が疼きます。御詠歌にも六角堂を指す「六つの角」という言葉が入っています。流れるように書かれた美しい文字にうっとりします。

  次回は御朱印の頂き方をご紹介したいと思います。

 如月凛



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