皆様、こんにちは。リオデジャネイロオリンピックも終わりましたね。あっという間に終わったというのが率直な感想でした。
さて、今回はメダルラッシュに沸きました。柔道、水泳、卓球、最後は陸上の4x100mリレーの史上初の銀メダル。こうして結果としてメダルを多く獲得できたことは非常に良かったと思います。やっぱり、メダル獲得となると、より日本人の誇りを認識できますからね。
もちろん、こうして結果を出してメダル獲得!と日本列島が大いに沸くことも大事です。しかし、オリンピックは、選手たちは国を背負って闘っています。オリンピックに出場するまでの準備に費やす時間は壮絶なものだと推測します。私も、6月に東京で開催されました卓球の国際大会、ジャパンオープンに取材に伺いましたが、他の国内大会と違って、各国のメディアが集結し、案内板も日本語、中国語、英語と国際大会だと感じられる雰囲気がありました。選手たちも、関係者のみなさまも、かなりの緊張感の中で競技をされたと思います。オリンピックは4年に1度ですから、勝敗の差は誰よりも選手たちが実感します。競技によっては、団体戦もあります。日本は団体競技に強いと言われていますが、選手は個人戦よりもより国を背負う意識になり、プレッシャーとの闘いです。4年間の壮絶な努力が、ほんの一瞬で結果として現れるこんな厳しい状況は、私たち一般人には、なかなか理解できないところだと思います。
だからこそ、私は今回リオデジャネイロオリンピックに出場したアスリート及びその関係者の皆様を大いに尊敬し、感謝します。外から色んなことを話すことは自由でも、それはアスリートにしてみれば、もうわかりきったことです。言葉として発言することは誰でもできます。しかし、それを実行することはどれだけ難しいか。国際大会で実績が大いにあり、”霊長類最強”とマスコミに煽られてしまっては、アスリートが可哀想です。今回、リオデジャネイロオリンピックが終わり、4年後は日本、東京オリンピックです。開催は、東京周辺ですが、日本全体でスポーツを通じて国際貢献をし、出場したすべての国のアスリートをリスペクトできる大会にできればと思います。次回以降の連載は、あらゆる競技の奥深さを執筆できればと考えております。それではまたお会いしましょう。
マンティー・チダ
読者コメント