週刊GIGマガジン

2016年07月号 vol.14

『マンティー・チダのオリンピック競技を100倍知ってみよう!』 〜第12回 【テニス】その3(サーブとレシーブ)〜

2016年07月05日 23:02 by manty_chida
2016年07月05日 23:02 by manty_chida

 皆様、こんにちは。今年も上半期が終わり、折り返しとなりました。そして、4年に一度のスポーツの祭典、オリンピックまであと1ヶ月を切りました。オリンピックと聞くと、私たちもどこかで言葉の重みを感じることができますね。

さて、前々回よりテニスをお届けしていますが、今週はサーブとレシーブについてお届けします。テニスは、どちらかの選手のサーブによってゲームは始まります。つまり、サーブによってゲームが決まるといっても過言ではありません。どんなに良い選手でも、相手にビッグサーバーを迎えると、攻略するのに一苦労する場面もあります。一方、レシーブにおいても、いかにサーブを拾って、相手の厳しい場所に打ち返せるかということも重要です。トップ選手はこの部分も技術が非常に長けています。

サーブ権を持つ選手は、当然優位に立ちますので、そのゲームを取って当然という考え方になります。サーブ権を持つことをサービスゲームと呼び、サービスゲームでサーブを打った選手がゲームを取ることを、キープと呼びます。反対にレシーブ側の選手がゲームを取ることを、ブレイクと呼びます。つまり、各ゲームの中で、ブレイク”を何回できるかが鍵となります。

 

テニスにおいては、このブレイクが試合の流れを大きく左右します。テレビなどでテニスをご覧になった方であればわかっていただけるかと思いますが、試合中は会場のお客様も含め、静まり返った中でゲームは進みます。良いプレーには大きな歓声が起き、選手を盛り立てます。相手に良いプレーをされた選手にしてみれば、この大きな歓声は、集中力などの気持ちの面に大きく影響することになるのです。

オリンピックは、国の誇りを胸に戦います。だからこそ、大きなプレッシャーとなります。グランドスラムは毎年ありますが、オリンピックは4年に一度です。それだけ重みもあり、次のチャンスは4年後となります。グランドスラムとは違う緊張感であるオリンピックからテニスの奥深さを学んでみるのも良いと思います。

あと1ヶ月でオリンピックです。4年後東京で迎えるためにも、たくさんのスポーツをここでしっかり予習してみるとよいでしょう。それではまた来週!

マンティー・チダ

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