僕が別人化するきっかけとなり、先に別人化した、3人のうち、1人は味覚障害という理由ではあったが、何かしらダイエット願望が膨らんでいたそうだ。また、あとの2人も強烈に願望が膨らんでいたのだが、なりたい自分になる人の特徴として、願望を膨らます為の努力や工夫をしているということがあげられる。ちなみに、別人化したO社長は、理想の体型の写真をインスタグラムで収集、また、鏡の前で常にご自身の姿を自撮りしていらっしゃった。また、高額な費用をかけ、トレーニングジムにてコーチを付け、ボクシングも始めていた。また、ミスターTは、ブルースリーやマイクタイソン、シルベスタースタローンの動画を僕に見せてくれた。この肩、この背中、この腕、と、興奮して写真について語って下さった。
そして、ジム通いの極意をワクワクお話ししてくださった。そう、写真や動画は何度も何度も繰り返し見ることによって、パラダイムを変えることが可能である。そして、実際にジムなどに通い、定期的にアクションを起こさざるをえない環境を作ることによってもパラダイムシフトを図ることができるのだ。僕の場合はできるだけ理想のイメージ写真を眺める工夫をした。スマホの待ち受け画面にしたり、宝地図にして貼ってみたりした。また、自分自身の姿もよく見るようにした。お風呂屋さんやジムでは率先して体重計に乗り、大きな鏡を見て、理想のイメージとのギャップを感じるようにしていた。
人は考え方が変われば行動が変わる。そして、習慣が変わり、体型も体質も変わっていくのだが、考え方を変えるには、自己評価を促すしかない。 健全な自己評価は意識変革、行動変容をもたらすのである。理想のイメージを潜在意識に植え付け、そして、現実状態を見つめ、受け入れ、認め、さらけ出し、 そうすることによって初めて健全な自己評価が生まれる。
願望を膨らますには工夫がいる。まずは毎日毎日、理想のイメージ写真を眺め、体重計に乗り、裸で自分の姿を鏡を見て、健全な自己評価を育むことが必須である。
内田達雄
Tatsuo Uchida
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