皆様、こんにちは。5月も中旬になってきました。いかがお過ごしでしょうか?前回は卓球の簡単なルールをお届けしましたが、今回はラケットについて解説したいと思います。
ラケットについては、大きく2種類あります。ペンホルダーとシェイクハンドです。ペンホルダーは、表面と裏面があり、表面にラバーと呼ばれるものを貼って表面でボールを打ちます。(裏面には何も貼りません。)ラケットを持った手の側において、ボールを打つ面が表面になるようにセットします。ラケットの握り方は、その名の通りペンを持つ感じで握ります。グリップを親指と人差し指で囲むように握り、残りの3本の指はラケットの裏面に添える形になります。温泉で卓球をされた経験のある方は、馴染みがあるかもしれませんね。
一方のシェイクハンドです。こちらは表面・裏面の両面にラバーを貼ってボールを打ちます。両面でボールを打つことができるので、ラケットを持った手の側へボールが来たときと反対側へボールが来た時では、それぞれ面を変えてボールを打つことになります。(ペンホルダーは、ラバーが片面しか貼っていないので、面を変えてボールは打ちません。)ラケットの握り方ですが、ペンホルダーと違って、ラバーが両面に貼られています。その為、ラケットを握る手のグリップに人差し指を固定し、他の4本の指でグリップを握るように固定します。世界のトップ選手のほとんどがシェイクハンドを使用しているといっても過言ではありません。
卓球を観戦するなかで、ボールの行方を追うことも楽しみ方の一つですが、ラケットにもいろいろ種類があることを知ると、見方も違ってくるでしょう。野球のバットの握り、ゴルフのクラブの握りとは違う感覚でラケットを握るスポーツが卓球です。選手の手元にも注目してみてはいかがでしょうか?
今回は、ラケットについて解説致しました。慣れない用語がたくさんありますが、少しずつ内容を知ると、スポーツそのものをもっと楽しむことが出来るでしょう。次回もお楽しみに!
マンティー・チダ
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