あなたは人を信頼していますか?私が信頼している人は、全部合わせても片手にも余るぐらいでしょうか。そんな歌が流行った時代もありましたね。
さて、信頼するって体力がとても必要だと思うのですが、いかがですか。相手を疑う方が、方法も道も選択肢がたくさんありますからね。信じるのは道が一つしかないので、途中でとても不安になります。私は、オレオレ詐欺には引っかからないと自信を持って答えられるくらい冷たい人間ですから。そんな私でも心の底から信頼している人がいます。そうは言っても、その人にも一度人生が変わるような嘘をつかれているんですよね。その人曰く「嘘じゃない、通過点だ」と言ってましたが......。目指すゴールがあるからこそ、通過点としての嘘は仕方がないということらしいです。むしろ、それは嘘ではないそうなのです。
狐につままれたような話ですが、一応、まだその人のことは信頼して生きてます。この人に裏切られたら、二度と人は信用しないと心に決めていたりいなかったり......。
あなたにとって信頼できる人は、何人いますか?嘘をつかれた時に通過点だと思えるくらいのゴールはありますか?ちょっとしたことで不安になるのも、不信感を抱くのも、そこに大きな信頼の気持ちがあるからなんだと、最近気がつきました。だって、信頼したいと思わない人には、期待しない分、不信感も抱きませんからね。
人間って難しい生き物ですね。
多崎 美寿々
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