週刊GIGマガジン

2016年04月号 vol.4

『マンティー・チダのオリンピック競技を100倍知ってみよう!』 〜バスケットボール その2(各ポジションの紹介)〜

2016年04月25日 17:55 by manty_chida
2016年04月25日 17:55 by manty_chida

皆様こんにちは。2週間ぶりに発行します。前回は、バスケットボールの概要と簡単なルールの紹介をご紹介しました。今回は試合を見る上で重要なポジションのお話を一部ではありますが、ご紹介したいと思います。

 ポジションの説明をする前に、バスケットボールは5人が1チームでゲームを進めます。それぞれ役割がありますので、解説をしていきたいと思います。

 バスケットボールは大きく3つにポジションが分かれます。まずはG(ガード)です。主にゲームを組み立てたり、スリーポイントライン付近から長い距離のシュートを放ったりする役目です。どちらかというとスリーポイントラインから外でプレイします。体格としては5人の中で小柄な選手が主として選抜されます。

次はC(センター)です。別名、5番ポジションとも呼びます。文字通り、一番要になるポジションです。5人の選手の中でも一番背の高い選手が入ります。ペイントエリア内で主としてプレイします。ゴール下の番人と呼ばれることも。Gの選手からパスをペイントライン内で受け至近距離から高さを活かして短い時間でシュートを打つことや、ディフェンス面では相手のシュートが外れた時に、真っ先にゴール下に入りボールを受け取り自チームの攻撃につなぐ役目もあります。

そしてF(フォワード)です。GとCの中間的な役割を果たします。ある時はGの補佐役をし、あるときはCの補佐役をします。いわゆるユーティリティープレイヤーという表現が適切かと思われます。

さらにGとFはそれぞれポジションが細分化されます。まずは、PG(ポイントガード)です。別名1番ポジションとも呼びます。いわゆる司令塔の役目をします。自チームのオフェンスはPGから攻撃が基本的にはスタートします。そして別名『コート内の監督。』とも呼ばれ、残りの4選手にフォーメーション等を指示していきます。このポジションは攻撃を組み立てる役目がありますので、走力が要求されるポジションと分析します。近年は攻撃を組み立てながら自ら得点源というところも要求されつつあります。

次は、SG(シューティングガード)です。別名2番ポジションと呼びます。基本はアウトサイド、遠いサイドからシュートを放つ役割になります。長い距離のシュート力が要求されます。特にスリーポイントシュートですね。

SF(スモールフォワード)です。 別名3番ポジションと呼びます。PGとSGを兼任するような役回りもあり、コンボガードとも呼ばれます。コート上にはPGを2人が務める場合もあります。Fと言いながら、Gに近い役割を担います。ただ、SGよりもゴールに近いところでプレイしますので、SGよりはフリーでボールを受ける確率は減り、むしろ相手チームのディフェンスの中、難しい体制でもしっかり打てるフィジカルの強さが求められます。場合によっては相手チームのFのポジションの選手と対面することもあります。

PF(パワーフォワード)です。別名4番ポジションと呼びます。Fでもよりゴール下に近いところでプレイします。Cの補佐的なポジションのため、背の高さを要求されます。ディフェンスの時、局面上守りに徹する時、ディフェンスが得意で背が高い選手が起用される時があります。

他にも、ウイングマン、ポイントセンター、フォワードセンターなど以前よりはユーティリティ性が求められています。Cのポジションでも時にはPG的な役割も求められます。フォワードセンターとなると、ペイントエリア内の全般をインサイド勢2人で任されるということもあります。

このように、ポジションについて基本はあるものの、いろんなパターンが生まれてきました。じっくり見ていく上で、選手の動きにも注目してみてはいかがでしょうか?次回はバスケットボールのルーツについてお届けします。次回もお楽しみに!

マンティー・チダ

 


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